③折り畳み

コンパクトに収納できる折りたたみマットレス

腰痛マットレスのタイプ

朝起きると腰が痛い…。痛い、とまではいかなくても、なんだか体の疲れが取れていない気がする…。

など、睡眠に関する悩みを抱えている人は案外多いものです。起きている時間と違って、寝ている間は体があまり動きませんから、不自然な姿勢で寝ていれば、起きた時に違和感を感じることは当然なのです。

そこで、近年では、できるだけ自然な姿勢で眠れるような工夫を凝らした表通マットレスのような寝具が注目されています。腰痛マットレスとは、高反発や低反発の特殊なウレタン素材を使ったり、スプリングコイルなどの素材を使うなどして、体圧を上手に分散させるように設計された商品です。

ベッドに置いて使うタイプのものもあれば、床に直置きして布団のように使えるタイプのものもあります。

折りたたみマットレスの良さ

床に直置きできる布団タイプのマットレスは、折りたたみマットレスと呼ばれるものが主流になっています。

折り畳みマットレスは、1枚の布団状のマットが3分割ほどに折りたためるように作られているものです。布団と違って、マットレスは弾力があるものが多いので、1枚のマット状のものだと折りたたむのは難しいですが、あらかじめ折りたたむラインがつけられている折りたたみマットレスならば、布団と同じように蛇腹状に畳むことができ、コンパクトに畳んで収納することができるというわけです。

ただし、折りたたみタイプのマットレスは、1枚もののマットレスと違って、どうしても折り目の部分の弾力が他の部分と変わってしまいます。したがって、体圧分散の仕方が偏ってしまう可能性が高くなります。使えば使うほど、偏りが大きくなっていきますから、1枚ものの腰痛マットレスと比べると、折りたたみタイプの腰痛マットレスはヘタリが早く、寝心地が変化しやすい可能性が高いです。

ただし、商品によっては、分割されたマットのブロックごとに中身が入れ替えられたり、ローテーションさせて使うことができるものもあります。そうしたタイプのものの場合は、1枚もののマットレスよりも長持ちという可能性もあります。